生理前だけ脇汗が増えてしまう!予防方法と原因

生理前だけ脇汗が増えてしまう!予防方法と原因

 

女性にはいろんな悩みがつきものですが、生理前になると頭痛が起こったりイライラしたり、脇汗が増えてしまうという症状に困っているいる方も多いといいます。

 

生理前に脇汗が増える原因として、ホルモンバランスの乱れがあげられます。女性の体は複雑で、二つのホルモンが相互に作用しあっています。

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なぜ生理前に脇汗が増えるのか

 

この時期に脇汗が増えるのは、ホルモンの作用により体温が上昇するために起こります。まず、生理前の体の状態を考えてみてください。

 

排卵日から生理までの期間は、高温期と呼ばれていますが、生理前にあたる高温期は、子宮が妊娠しやすい準備を整える期間です。高温期では、黄体ホルモン(プロゲステロン)が多く分泌されます。

 

高温期と呼ばれていることからもわかるように、高温期では体温が上昇します。体温が上昇する原因は、黄体ホルモンが子宮で妊娠の準備を整えている影響によるものです。

 

黄体ホルモンの影響で体温が上昇することにより、脇汗を多くかきやすくなるのです。こういったホルモンのバランスが崩れていると、不快に感じるくらいの脇汗をかいてしまうことになります。

 

根本的に汗を止めたい!

 

 

ホルモンバランスの崩れが大きな原因ですから、これを整えてあげることが先決です。とはいっても、すぐに効果が出るようなものは処方薬以外にはありません。

 

何かを食べたり飲んだりしただけで、あっという間に治ってしまうというのは逆に怖いですしね。ですから、徐々によい方向へ向かわせていくためにホルモンバランスを整えてくれるような食べ物を積極的に食べるようにしましょう。

 

食べ物の中では一番有効と思われるものが、大豆食品です。大豆に含まれるイソフラボンは、汗を抑える働きのある女性ホルモンと構造が似ていると言われています。

 

大豆イソフラボンが含まれる食品は、豆腐や豆乳、納豆などスーパーなどで気軽に買える物が多いので、生理前の食事に多く取り入れてみましょう。

 

生活習慣を見直すことも大事

 

生理前に脇汗を多くかくのは、女性の体の構造上、ある程度は仕方がありません。ですが、その上で少しでも脇汗を少なくしたい場合、汗をかきにくくする生活をすることも大切です。

 

一般的に汗をかく原因のひとつとして、自律神経の失調があげられます。不規則な生活を送っていたり、緊張したりすると、自律神経が乱れ汗をかきやすくなります。

 

生理前は脇汗を多くかく以外にも、イライラしたり怒りっぽくなったりもしますので、自律神経が乱れやすくなります。不快な症状を改善、解消するには規則正しい生活を心がけてリラックスして過ごすことも大切になってきます。

 

自律神経が乱れることで、さらにホルモンバランスも崩れやすくなりますし、その逆もあります。趣味に興じるなど好きなことをして、ストレスを溜めないようにして過ごしましょう。

 

生理前の脇汗の対処

 

汗が出ないようにするためには、食事内容や生活習慣を改めることで良くなる可能性もありますが、どうしても治るまでには時間がかかってしまいます。

 

それまでの間、できるだけ脇汗が気にならないように、人にも見られないようにするということが必要になってきます。

 

まず、脇汗をかいたままにしておくと気持ち悪いですし、雑菌が繁殖して臭いやすくなりますから、予防対策としてこまめに汗を拭くことが大切です。

 

また、汗を吸収しやすい綿素材のインナーを着ることもおすすめです。季節によってはシャツなどに汗が染みこんでしまって、大きな汗染みになることもありますよね。

 

洋服も傷みやすくなりますし、見た目もあまりいいとは言えませんから、こういった場合は脇汗パッドを利用する手もあります。

 

今は脇に塗って汗を抑える制汗剤もたくさんの種類が販売されていますので、そういうものを使用してみてもいいかもしれません。

 

最後に・・・。あまりにも脇汗などのPMS症状がが酷く、生活に支障が出るほど悩んでいる場合、今は女性ホルモンを補充して治療する方法もありますので、婦人科に行って相談してみてもいいかもしれません。

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